ベトナム人大学生
日本国内企業インターンシップ
外国人材活用の第一歩はベトナムから!
ベトナム人大学生日本国内企業インターンシップとは
向上心が高く好奇心旺盛な高度人材の卵であるベトナム人大学生に対して、
日本での就業体験の機会を提供する制度です。
☞ インターンシップ制度について
ベトナムの大学と企業がインターンシップ実施協定書を締結し、現地の大学生(3年生または4年生)を対象に日本国内の企業において就業体験の機会を提供する制度です。ベトナムの多くの大学がインターンシップの受入先企業を探しており、学生に対して積極的に国外でのインターンシップを奨励しています。
☞ 単位認定・卒業要件課題
ベトナムでは卒業要件に企業でのインターンシップが義務付けられており単位認定の課外活動になります。そのため、学生は3年生または4年生になるとインターンシップ先の企業を探し始めます。以前はベトナム国内企業でのインターンシップがほとんどでしたが、ここ数年で日本をはじめ海外でのインターンシップの人気が出てきております。
☞ 職種や業種について
日本国内でのインターンシップということで、日本語学科(または観光学科、ホテル学科)の学生が日本のホテルや旅館、飲食店でインターンをするケースが多いです。日本語を学んでいるので日本語を生かした職種や業務内容になります。他には自動車、IT、農業、介護、食品系の学科の学生がその関連業種の企業でインターンが可能です。
☞ 在留資格の種類について
外国人の日本国内でのインターンシップに必要な在留資格は「特定活動」になります。在留資格を申請するに当たって、大学で専攻している学部とインターンシップでの実習内容が一致していることが条件になります。在留資格申請については弊社顧問の行政書士がアドバイスします。
☞ 受け入れ期間について
インターンシップの期間は最長1年で3カ月、6カ月、1年になりますが、6か月以上のインターンシップが多いようです。インターンシップで来日するまでにも在留資格申請などで4カ月~6か月の時間がかかります。
☞ 大学について
国立、私立いずれも学生のインターンシップ受け入れ先企業を探しています。文系また理系の大学もあれば文系・理系どちらの学部も有する総合大学、IT・AIに特化した私立大学などもあります。日本語学部を設置している大学も多いですが、理系の大学では選択外国語科目で日本語を教えているところもあります。
☞ 参加する学生について
大学を卒業後、日本での就業に意欲を持つ志の高い学生が応募する傾向にあります。日本でインターンシップ(就業体験)を通して、日本や日本人に対する理解を深めたいという好奇心が旺盛で、日本語を上達させたいという向上心の高い学生からの参加が期待できます。
☞ 参加する学生の日本語力
日本語学科の学生であれば3年生または4年生の時点で日本語能力試験N4~N3レベルを既習しています。日本語学科以外の学生の場合、第2外国語で日本語を学んでいる学生、日本語を勉強したことないのでインターンシップ前に集中して日本語を学ぶなど、学科や学生によって様々です。
インターンシップ受け入れのメリット
受け入れ企業、大学生どちらにもメリットのある制度です。
◎ 外国人材活用の可能性・将来性の判断ができる
外国人材の活用を考えているが、外国人雇用は課題が多くハードルが高い、外国人材を入れて日本人の従業員とうまくやっていけるかなど、最初から正規雇用で外国人の採用が心配な場合、まずはベトナム人大学生をインターンシップで受け入れ、外国人活用の可能性や必要性を見極めることができるだけでなく、外国人材雇用の課題を洗い出し、社内で外国人材正規雇用の環境を整えることができます。
◎ 正規雇用前にお互い相性などを見極めることができる
外国人正規雇用の前に外国人材の相性を見極めたいという場合、インターンシップを通してお互いお見合い期間を設けることによって、企業も学生もお互いを知ることができるので正規雇用後、「想像と違った、こんなはずじゃなかった」などトラブルが起こりにくくなります。
◎ 特定技能人材・高度人材の雇用が可能
インターンシップ終了後(大学卒業後)に高度人材または特定技能人材による外国人材の採用と確保を有利また積極的に進めることができます。
◎ ベトナム進出時の幹部候補生の人選・育成ができる
将来的にベトナム進出を計画している企業様でベトナム進出時の幹部候補生の人選や適性の見極めのためにインターンシップ制度を活用し効果的な人材育成が可能です。
インターンシップ実施までの流れ
来日までに4~6カ月の時間が必要になります。受け入れは計画的に!
1インターンシップ実施
協定書を締結
インターンシップを実施するにあたりベトナムの大学とインターンシップ協定を締結していただきます。在留資格「特定活動」を申請する際にこちらの協定書が必要になります。
2募集条件票作成
学内で募集(1カ月)
企業側はインターンシップの募集条件票を作成の上、大学へ送付します。大学側は募集条件票をもとに学内で志願者を募ります。大学側は履歴書を取り纏め企業へ送ります。
3面接の実施
(2ヶ月)
応募者が一定数集まった段階で面接(オンライン可)を行っていただきます。受け入れる学生確定後、大学側へ内定通知を行い、在留資格申請書類の準備に入ります。内定確定後、在留資格申請の間、日本語研修を行います。
4在留資格申請書類
(2~3カ月)
行政書士に依頼して在留資格の申請を開始します。必要な学生の書類はベトナム側で準備して日本へ送ります。申請には通常2~3ヶ月かかります。在留資格交付後、在ベトナム大使館にてビザを申請します。
5来日・入国
インターンシップ開始!
学生は日本に入国し、社員寮やアパートなど指定の宿泊施設へ移動します。来日前に学生の住居の手配をお願いします。
(住民票の登録、国民健康保険の申請、実習手当の振込先の口座開設などのサポートを行います。)
6インターンシップ終了後、
正規雇用
インターンシップ期間が終わると学生はベトナムへ帰国して大学を卒業します。在留資格「技人国または特定技能」におる正規雇用を希望の場合は改めて面接の設定、在留資格の申請に取り掛かります。
インターンシップ募集条件・待遇
条件や待遇に決まりはありませんが、学生がインターンに集中できるよう、
特に生活面での待遇・サポートの充実をお願いします。
インターンシップの概要
インターンシップの受け入れ期間(12カ月、6カ月、3カ月)、1日当たりの実習時間、シフトの有無、実習の業務内容などを記載してください。
待遇・手当
実習手当が支給される有給のインターンシップになりますので、一時間あたりの実習手当などを記載してください。
※日本とベトナムでは物価・給与水準が大きく違います。インターン期間中の生活費を賄うため実習手当を支給します。
応募資格・参加条件
日本語レベル、日本語以外の言語(英語など)、専攻の学部などインターンシップに参加するために必要な資格や条件などを記載してください。
福利厚生
学生がインターンシップ参加を決断するに当たって一番大きな関心事である住居、食事、渡航費支給などの福利厚生について記載してください。福利厚生の内容が良いと応募に繋がりやすくなります。
サポート体制
インターンシップ受け入れ期間中もその前後も親身にサポートします。
☞ 行政書士による在留資格申請サポート
貴社の業務内容に合致する大学の学部のアドバイス、在留資格申請書類の準備、申請手続きを行政書士が代行・サポートします。
☞ 学生との定期面談サポート
インターンシップ期間中はベトナム人スタッフが月に一度学生とオンラインで定期面談を行います。
☞ 日本入国後生活準備サポート
日本入国後、空港でのお出迎え、受け入れ先企業までの送迎サポートを行います。住民票の登録、国民健康保険の申請、実習手当の振込先の銀行口座の開設などの事務手続きは役所や銀行まで同行してサポートを行います。
☞ 緊急時対応サポート
ベトナム版SNSアプリを通して、急な相談事や緊急時に日本語・ベトナム語で常時サポートします。
インターンシップの受け入れにおいて
提携可能な大学をご紹介します
ベトナム最大の経済都市ホーチミン市はもちろんのこと、
地方の国立・私立大学が提携先候補にございます。
ホーチミン市経済金融大学(私立)
2018年に新たに日本語学科が設立され、現在では1,000人近い学生が日本語を学んでいる(全学部学生数は約26,000人)。日本人の常勤講師があり、ビジネスマナーや日本文化などの研修にも力を入れている。企業インターンに積極的で、昨年日本とベトナムの往来が再開するとすぐにホテルや旅館とのインターンシップの面接を実施している。日本語学部以外にもホテル学科や観光学科の学生に対しても日本での企業インターンの提携先を探している。ホーチミン市テクノロジー大学と同系列。
ホーチミン市技術師範大学(国立)
1962年創立の国家大学(学生数約26,000人)で機械学部、電気電子学部、自動車工学部、IT・AI学部が有名。多くの日本の企業から機械設備やラボ・実技室の寄付を受け、卒業後即戦力となるべく教育を実施している。外国語の選択科目に日本語があり、卒業までにN3レベルの習得を目指す。技術系以外にもホテルや観光系の学部を有する。コロナ前は自動車整備のインターンの実績あり。
ホーチミン市テクノロジー大学(私立)
名称の通り工学系の大学として工業技術の進歩、優秀な技術力をもった人材の養成など広くベトナム社会に貢献してきましたが、ベトナムと日本との経済交流や文化交流の活発化に伴い、2014年外国語学部日本語学科が創設されました。2017年9月単独で学生数1000名を超える学科となり、新たに日本学部として昇格。日本語学部としてはホテルや旅館などのインターンシップを希望している。ホーチミン市経済金融大学と同系列。
クイニョン大学(国立)
ビンディン省クイニョン市。ホーチミンから北東へ飛行機で約1時間。同省は大阪府泉佐野市と友好都市提携を結んでいる。47学部以上を有する国家大学で学生数は少ない(100名程度)が東洋学部の中に日本語学科)が入っている。日本語学科、英文学部、観光サービス学部・ホテルマネジメント学部を対象にホテルや旅館などのインターンシップ先との提携を希望している。自動車学部・IT学部の技術系の学部に対してもインターンシップ受入先企業との提携を希望している。構内には大学組織の日本語・日本文化センターが入っている。
FPT大学クイニョン校(私立)
ビンディン省クイニョン市。ホーチミンから北東へ飛行機で約1時間。ベトナムのITリーディングカンパニーである「FPTコーポレーション」が2019年に設立した私立大学(学生数約5000人)。産官学連携のAIシティー構想を掲げるクイニョンの地で同キャンパスをAIキャンパスと位置づけハイレベルなAI(人工知能)専門家の育成を目指している。オン・ザ・ジョブトレーニングの受け入れ企業との提携を希望している。IT・AI学部の学生は100%日本語が必修科目となっている。
ダラット大学(国立)
ホーチミンから飛行機で45分。フランス統治時代からベトナム屈指の避暑地として有名。1958年に設立されたダラット大学は、現在は国営の教育機関です。12,000人以上の学生を擁する学際的な大学で、現在は8つの修士プログラムと6つの博士課程プログラムを含む33以上の学部プログラムと14の大学院プログラムを有する。日本語学部では日本語の学習を中心に、日本の政治、経済、歴史、文化を学び、通訳、翻訳者を目指す。
クアンチュン大学(私立)
ビンディン省クイニョン市。ホーチミンから北東へ飛行機で約1時間。クイニョン大学と同じくビンディン省クイニョン市にある私立の大学(学生数約5,000人)。看護・介護、情報技術、英文学科、旅行マネジメント、ホテル・レストラン管理など幅広い学科を有する。日本語教育や日本でのインターンや就職にも力を入れている。
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